printを使ってPythonの動きを理解する

学び・スキルアップ

Pythonの学習を始めるとき、まず覚えるべき関数が print() です。
この関数は「画面に出力する」ための命令で、Pythonの動作を確認するうえで欠かせません。
この章では、print() の使い方を通して Pythonの処理の流れやデータの扱い方 を理解していきます。


🖨️ print()とは?

print() は、プログラムの実行結果を画面に出すための関数です。
Pythonの最も基本的な出力方法であり、デバッグや学習確認にも使える万能ツールです。

print("Hello, Python!")

出力結果:

Hello, Python!

💡 ポイント:
" " または ' ' で囲まれた部分は 文字列(string) です。
PythonではダブルクォーテーションでもシングルクォーテーションでもOK。


💬 文字列を出力する

文字を出力したいときは、必ず文字列として書きます。
数値をそのまま書くときとの違いを見てみましょう。

print("123")  # 文字列として出力
print(123)    # 数値として出力

出力結果:

123
123

見た目は同じでも、Python内部では扱いが異なります。
前者は「文字の並び」、後者は「数字」として扱われます。


➕ 文字列をつなげて出力する

文字列は + を使って連結できます。

print("Hello" + "World")
print("Python" + "は楽しい!")

出力結果:

HelloWorld
Pythonは楽しい!

💡 注意:
+ で連結できるのは「文字列同士」だけです。
数値とはそのまま連結できません。

# ❌ エラーになる例
age = 25
print("私は" + age + "歳です")

上記は TypeError になります。
数値を文字列に変換するには、str() を使います。

# ✅ 正しい書き方
age = 25
print("私は" + str(age) + "歳です")

出力結果:

私は25歳です

🧮 数値をそのまま出力する

数値を扱うときは、文字列にしなくてもOKです。
print() にカンマ区切りで複数の値を渡すこともできます。

x = 10
y = 5
print(x + y)           # 計算結果を出力
print("合計は", x + y)  # 複数の値をまとめて出力

出力結果:

15
合計は 15

💡 カンマ区切りで出力すると、自動的に半角スペースが挿入されます。


🧠 f文字列でスマートに出力する(おすすめ)

Python3.6以降では「f文字列(フォーマット文字列)」が使えます。
これは、変数を文字列の中に直接埋め込む便利な方法です。

name = "太郎"
age = 25
print(f"{name}さんは{age}歳です。")

出力結果:

太郎さんは25歳です。

メリット:

  • 文字列と変数を簡単に混ぜて書ける
  • 可読性が高く、コードがすっきりする

🔄 改行をコントロールする

デフォルトでは print() は出力後に改行を入れます。
改行をしたくない場合は、引数 end="" を使います。

print("Hello", end="")
print("World")

出力結果:

HelloWorld

改行を好きな文字に変えることもできます。

print("A", end=" → ")
print("B", end=" → ")
print("C")

出力結果:

A → B → C

🪄 改行を入れたいとき

文字列の中に \n(バックスラッシュ+n)を入れると改行されます。

print("Hello\nPython\nWorld")

出力結果:

Hello
Python
World

💡 まとめて出力するテクニック

複数の変数や値をまとめて出力したいときは、
,(カンマ)を使うか、f文字列を使うのが定番です。

name = "花子"
age = 22
language = "Python"

print("名前:", name, "年齢:", age, "使用言語:", language)
print(f"{name}({age}歳)は{language}を勉強中です。")

出力結果:

名前: 花子 年齢: 22 使用言語: Python
花子(22歳)はPythonを勉強中です。

📝 この章のまとめ

  • print() はPythonの出力の基本
  • ✅ 文字列は " " または ' ' で囲む
  • ✅ 数値を文字列と連結するには str() を使う
  • f"{変数}" を使えばスマートに出力できる
  • end\n で改行の有無を自由にコントロールできる

print() を使いこなすことで、Pythonの動作を“見える化”できます。
次の章では、input() を使って「ユーザーから値を受け取る」方法を学びましょう。

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