Pythonを学ぶ前に、まず準備が必要です。
それが 「環境構築」 です。
ここでは、Pythonを動かすための環境を整える手順を、できるだけわかりやすく解説します。
💻 Pythonの実行環境とは?
Pythonを動かすには、パソコンの中に「Pythonを実行できる環境」が必要です。
これには大きく分けて次の3つの方法があります。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| ✅ 公式Pythonをインストール | 最も基本的で自由度が高い |
| 💡 Anacondaを使う | データ分析・AI学習向け(多数のライブラリ入り) |
| ⚡ ブラウザで動かす(Google Colabなど) | インストール不要、すぐ試せる |
この章では「公式Python + VSCode」を使う方法を紹介します。
(初心者でも使いやすく、後から拡張も簡単です)
🧩 Step 1:Pythonをインストールする
1. Python公式サイトを開く
🔗 https://www.python.org/downloads/
2. 最新バージョンをダウンロード
- ページ上部に「Download Python 3.x.x」と表示されているボタンをクリック。
- ダウンロード後、インストーラーを起動します。
3. インストール時の注意点
最初の画面で 必ずチェックを入れる!
☑ Add Python 3.x to PATH
これを忘れると、コマンドでPythonが動かなくなります。
チェックを入れたら「Install Now」でインストール開始。
🧾 Step 2:インストールの確認
インストールが完了したら、コマンドラインで確認します。
Windowsなら「PowerShell」や「コマンドプロンプト」、
Macなら「ターミナル」を開いて入力します。
python --version
または:
python3 --version
出力例:
Python 3.12.2
💡 バージョン番号が表示されればOK!
もし「コマンドが見つからない」と出た場合は、PATH設定を確認しましょう。
🧰 Step 3:VSCodeをインストール
1. ダウンロードページ
🔗 https://code.visualstudio.com/
2. インストール
- OS(Windows / Mac / Linux)に合ったものを選びます。
- インストール中は特に設定を変更せず「次へ」でOK。
3. Python拡張機能を追加
VSCodeを起動したら、左側の四角いアイコン(拡張機能)をクリックし、
検索バーに「Python」と入力。
Microsoft公式の「Python」拡張をインストールします。
🧠 Step 4:Pythonファイルを作って動かしてみよう
1. ファイルを作る
デスクトップなどにフォルダを作りましょう。
python_practice/
└── hello.py
2. コードを書く
VSCodeで hello.py を開き、次の1行を入力します。
print("Hello, Python!")
3. 実行する
- 方法①:VSCodeの右上にある「▶ 実行」ボタンをクリック
- 方法②:ターミナルで次を実行
python hello.py
出力結果:
Hello, Python!
✅ 出力が出れば成功です!
これでPythonを動かす準備が整いました。
⚙️ Step 5:Google Colab(インストール不要の方法)
もしインストールが難しい場合や、すぐに試したい場合は
Google Colab(グーグル コラボ)を使うのがおすすめです。
🔗 https://colab.research.google.com/
Googleアカウントでログインし、「新しいノートブック」を開きましょう。
次のように入力して実行できます。
print("ColabでもPythonが動きます!")
出力結果:
ColabでもPythonが動きます!
💡 Colabはブラウザ上で動作するので、インストール不要で手軽に練習できます。
🧭 この章のまとめ
- ✅ Python本体をインストール(PATH設定を忘れずに)
- ✅ VSCodeでPython拡張を入れると便利
- ✅
print("Hello, Python!")が動けばOK - ✅ Google Colabならインストール不要ですぐ始められる
これでPythonを動かす準備は万全です。
次の章(基本②)からは、いよいよ「コードを書いて動かす」練習に進みましょう!


コメント